💬 「薬に頼るな」という言葉が、禁煙を遠ざける
禁煙に挑戦する人に対して、時々こんな言葉を投げる人がいる。
禁煙に挑戦する人に対して、時々こんな言葉を投げる人がいる。
「薬に頼るな」
「自力でやめないと意味がない」
「本気なら今日からやめられる」
この言葉は、一見すると厳しくも正しい助言に聞こえる。しかし、実際には禁煙を遠ざけることがある。
喫煙はニコチン依存を伴う行動
なぜなら、喫煙は単なる悪習慣ではなく、ニコチン依存を伴う行動だからだ。禁煙時には、イライラ、不安、集中困難、眠気、食欲増加、強い喫煙欲求が出る。これを「我慢が足りない」と片づけると、禁煙に失敗した人は次に挑戦しづらくなる。
薬を使うことは敗北ではない
医療の世界では、薬を使うことは敗北ではない。高血圧に薬を使う。喘息に吸入薬を使う。糖尿病に薬を使う。そこに「意志が弱い」という話は出てこない。禁煙補助薬も同じだ。目的は、本人の努力を否定することではなく、成功確率を上げることにある。