🌬️ 受動喫煙は、吸わない人の健康まで奪っている
煙は人の気遣いに従ってくれません。吸っていない人が、吸う人の選択に巻き込まれます。
部屋の中で一本だけ吸う。
窓は少し開けている。換気扇も回している。灰皿はベランダに置いてある。吸っている本人からすれば、かなり気を使っているつもりかもしれない。
けれど、煙は人の気遣いに従ってはくれない。
カーテンに残る。服に残る。髪に残る。子どもが寝転ぶソファに残る。吸っている人の手の動きよりも、煙の移動の方がずっと自由だ。
受動喫煙の厄介さは、ここにある。
吸っていない人が、吸う人の選択に巻き込まれる。煙草を買っていない人、火をつけていない人、吸いたいと思ってもいない人の体にまで、煙は届いてしまう。
CDCは、受動喫煙に安全な曝露レベルはなく、短時間でも健康へ影響を与える可能性があると説明している。成人では冠動脈疾患、脳卒中、肺がんの原因になり得るとされ、子どもでは急性呼吸器感染症、喘息発作、中耳疾患、肺の成長への影響などが示されている。