🌿 健康になるというより、体に邪魔をしなくなること
健康になるというより、体が黙って続けている仕事を邪魔しないこと。
禁煙という言葉には、少し立派すぎる響きがある。
健康になる。自分を変える。強い意志でやめる。そういう言葉が周りに集まってくる。けれど、実際にたばこをやめようとしている人にとって、その立派さは少し重い。
禁煙は、もっと地味なものかもしれない。
健康になるというより、体に邪魔をしなくなること。
人の体は、こちらが思っている以上に黙って働いている。肺は空気を入れ替え、心臓は血を送り、血管は酸素を運び、免疫は異物に反応する。こちらが褒めなくても、体は毎日やることをやっている。
喫煙は、その仕事に煙を持ち込む。
WHOは、たばこ使用が心血管疾患、呼吸器疾患、20種類以上のがんなど多くの健康問題のリスク因子だと説明している。CDCも、禁煙によって心血管疾患、呼吸器疾患、がんなどのリスク低下につながると示している。