禁煙マスター JAENESKO

🌙 ベランダに立つやさしさを、そこで終わらせない

プレミアム ・ 家族とタバコ ・ 2026-08-18 ・ 2分

寒い夜にベランダへ出るのは、もう家族を見ている証拠。そのやさしさを、そこで終わらせない。

冬のベランダで吸う人は、少し家族から離れている。

ガラスの向こうには明るい部屋がある。そこには自分の席もある。それでも外に立つのは、家の中で吸わない方がいいと分かっているからだ。寒い夜にわざわざ外へ出る人を、ただ無神経だとは言えない。そこには、たしかに家族への気遣いがある。

ただ、煙は気遣いだけでは止まらない。

火を消して部屋に戻ったあとも、匂いは服や髪や息に残る。

本人は「外で吸った」と思っている。

家族も、それを分かっている。だからこそ責めにくい。

けれど同じ部屋に戻った瞬間、煙草の気配はまた家の中へ入ってくる。

ベランダに出る配慮は大事だが、その配慮だけで家族を完全に守れるわけではない。

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